「パウロの回心の証し」 使徒22:1~21 2016/1/21

 

Ⅰ 神様の御心は必ず実現する 

パウロは聖霊に導かれてエルサレムに上り、その後、当時の世界の中心であったローマにも福音を伝えたいと願っていた。19:21そしてエルサレムに上ったがエルサレムの長老たちはパウロがモーセの律法や慣習を破るように教えていると聞かされているから、誓願を立てている者の費用を出してやり、彼らと一緒に身をきよめるなら彼が律法を守る人物だとわかるだろうとアドバイスした。アドバイスに従ったパウロだがアジヤからやって来たユダヤ人が彼を見つけ神聖な宮にギリシヤ人を連れ込んだと群衆を扇動した。パウロが殺されそうなときに町が混乱状態になっているのを知った千人隊長が駆けつけてそれを止めさせた。21:21~32 長老たちの人間的な知恵にもかかわらず困難に巻き込まれたパウロだった。しかし、そこに神様の助けがあり命は守られた。この後も様々な危険が襲ってきた。だが使徒の働きを最後まで読み進めて行けば神様の方法で神様からのビジョンは実現するのを見ることができる。

 私たちも物事がうまくいかなかったり、妨害があることがあるが神様の御心が必ず成就することを信じよう。

 

Ⅱ パウロの回心の証し 3~16

クリスチャンの皆が伝道者、説教者に召されているわけではない。しかし、クリスチャンは皆イエス様の証人である。使徒1:8 証人は自分が見たこと、聞いたこと、体験したことを話すものである。個人的な真実の体験は説教以上に説得力がある。そして誰でも自分の経験したことは話すことができる。 

9章、22章、26章にパウロの回心の証しが3回出てくる。細かい違いはあっても本質は同じ。比べて読めばよくわかる。

① 最初にイエス様を信じる以前の生活について 3~5

私はキリキヤのタルソで生まれたユダヤ人だが、この町で育てられ、ガマリエルのもとで先祖の律法について厳格な教育を受け、今日の皆さんと同じように、神に対して熱心な者でした。私はこの道を迫害し、男も女も縛って牢に投じ、死にまでも至らせたのです。このことは、大祭司も、長老たちの全議会も証言してくれます。この人たちから、私は兄弟たちへあてた手紙までも受け取り、ダマスコへ向かって出発しました。そこにいる者たちを縛り上げ、エルサレムに連れて来て処罰するためでした。

彼は限られた時間の中でイエス様を信じる以前の生活は長々と話してはいない。簡潔に。ともするとイエス様が出てこないうちに時間切れになってしまう証しがある。自慢話でもいけ7ない。イエス様に出会う前のありのままの自分がどういう者だったかを簡潔に述べることが良い。

 

② いかにイエス様を信じるようになったのか 6~13

ここが一番重要である。イエス様との明確な個人的な出会いの経験である。これがはっきりしなければイエス様の証しとしては不十分。「わたしの証人」使徒の働き1:8 あくまでも証しの中心はイエス様である。

 彼は教会を迫害するためにダマスコに行く途中、天からの光に打たれて倒れ、天からの声を聞いた。『サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。』それは復活の主イエスの言葉であった。彼が『主よ。あなたはどなたですか。』と言うと、その方は、『わたしは、あなたが迫害しているナザレのイエスだ。』と言われました。押さえておくべきことは「イエス様が自分の罪のために十字架にかかられた主であると言うこと。十字架のイエス様と自分の関係がはっきりとすること。使徒信条に告白されているように「イエス様の十字架、復活、昇天、永遠の命の希望」そのことがはっきりしていないと何かあるとすぐに揺らぐ。明確なイエス様との出会い、「あなたは生ける神の子キリストです。」という確かな信仰が必要である。

イエス様の顕現に触れたパウロは『主よ。私はどうしたらよいのでしょうか。』と尋ねる。そしてダマスコに行くように言われそこで弟子のアナニヤがバプテスマを授ける。

 

③ パウロの召命 14,15

アナニヤはパウロにこう言いました。『私たちの先祖の神は、あなたにみこころを知らせ、義なる方を見させ、その方の口から御声を聞かせようとお定めになったのです。あなたはその方のために、すべての人に対して、あなたの見たこと、聞いたことの証人とされるのですから。』さあ、なぜためらっているのですか。立ちなさい。その御名を呼んでバプテスマを受け、自分の罪を洗い流しなさい。』主イエスの証人、使徒パウロの誕生である。

 

Ⅲ アナニヤの重要な働き

アナニヤはそれほど人に知られていない。しかし、使徒パウロの誕生にアナニヤが必要だった。教会を激しく迫害していたサウロをみなは恐れて近づかなかった。アナニヤも最初はサウロを恐れたが主の言葉にすぐ従順に従った。そして主からの言葉をサウロに告げて バプテスマを授け導いた。9:13,14,17 

 

* 神様は一人一人になすべきことを備えておられる。どんな人にも神様からの役割が与えられている。神様の前に立った時「良くやったね。忠実なしもべだ。あなたはわたしがあなたにしてほしかったことをしてくれた。」と言っていただけたら最高の人生である

 

祈り:イエス様、あなたは生ける神の御子キリストです。私のなすべきことを教えてください。それを成し遂げる力を与えてください。アーメン

 

 

「パウロの回心の証し