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「主イエスを信じなさい」   使徒16:1~34 2016/1/14

 

Ⅰ 自分の計画した道が閉ざされた時にはどうすればいい 1~15

 

パウロたちはアジヤでの宣教を御霊により禁じられた。そこで別の道を行くこととなった。そこでマケドニヤ人の幻を見、御霊に導かれてヨーロッパであるピリピの町へ行った。最初の計画とは違った。しかし、その様にして初めてヨーロッパに福音が伝わったのである。

 

* 神が道を閉ざされる時には意味と目的がある。もっと素晴らしいことを神様は計画し、準備してくださっている。福音はヨーロッパへ伝わった。祈って主に信頼して委ねよ。そして道が閉ざされた時も主が別のさらに素晴らしい道を開かれることを信じよ。

 

箴言16:3 あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。

 

Ⅱ 自分は何も悪くないのに苦しみに会った時にはどうすればいい 16~25節

 

出来事の背景説明:エルサレムから始まった福音宣教が初めてヨーロッパに届く。占いの霊につかれた若い女奴隷の妨害。そして主イエスの御名による占いの霊の追い出し。そのことで引き立てられ、正式な」裁判にかけられることもなく着物をはがれ鞭打たれ、牢に入れられ、足かせ(痛み、屈辱・・・)パウロ、シラスの罪は何か?彼らは無実の罪で弁明の機会も奪われ投獄され迫害された。彼らは主に従い、ヨーロッパに最初に福音を伝えた。そして、宣教の妨害をする占いの霊を追い出しただけ。その占いの霊につかれた女奴隷の主人はその妨害を傍観するだけ。パウロを訴えた彼らの大義名分にも関わらずその真意は自分たちの利益のためということは明白!無実の罪で、いや神のみ心を行っていてなぜこんな目に?神様がついているはずなのになぜ・・・?

  

神はすべてを支配される!すべては神のみ手にあり、神はすべてを働かせて益とする。この時点であなたにはわからなくても神様は知っておられる。この出来事もあとに続く神様の働きに必要なこと。あなたの通っている困難も神様の計画にある。神様はその中であなたに出会い、みわざを行われる!ハレルヤ。それゆえ、気落ちしてはならない、落胆してはならない。私たちの出合う苦難は決して偶然ではなく意味と目的があるのだということ。私たちもいろんな苦しみに会う事がある。その苦しみを信仰的にどう対処したらよいのか?

  • それが自分の罪から来ているなら悔い改める。

神様には豊かな赦しがある。

  • 自分に罪も落ち度もないなら神に委ねる。そのような苦しみは私たちの主の足跡に従うこと!素晴らしい栄誉。

 

祈りと賛美の力 25,26節

16:25 真夜中ごろ、パウロとシラスが神に祈りつつ賛美の歌を歌っていると、ほかの囚人たちも聞き入っていた。

16:26 ところが突然、大地震が起こって、獄舎の土台が揺れ動き、たちまちとびらが全部あいて、みなの鎖が解けてしまった。

 

なぜパウロたちは逃げなかった?他の囚人も逃げなかったのか?逃げていたらどうなった?看守の死、彼の家族は・・・彼らには自分を訴えた奴隷の主人や、自分を投獄した役人たちに対して苦々しさやつぶやきはなかった。そのような感情に支配はされなかった!病気になった、仕事や家庭がうまくいかない、そんなことで神様がいないとか信仰を捨てる、それは弟子たちの信仰ではなかった・・・。その困難の中で自分、自分という自己中心ではなく神様のみ心、神様の栄光が彼らの関心の中心。(自己中心vs神中心)神様が自分のために何をして下さったのか・十字架の恵みをしっかりと確認 クリスチャンが喜ぶべき基礎・天に名が記されている(病気の癒しや悪霊追い出しではない。)

① 祈り:神様の手にその問題を明渡す。委ねる。Ⅰペテロ5:7

② 神様に目を向け賛美をささげる。詩4:1

 

Ⅲ 主イエスを信じなさい 27~34節 

 

「救われるために何をしなければらないか?」「永遠の命を得るために何をしなければ?」「神の国(天国)に入るために何を?」

 

16:30 そして、ふたりを外に連れ出して「先生がた。救われるためには、何をしなければなりませんか。」と言った。

16:31 ふたりは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と言った。

 

自殺しようとした彼は永遠を見た!ただならぬことが起こり神への恐れがあった!何故囚人は逃げなかった?恐らく聞こえていただろうパウロたちの祈りと賛美。看守である自分も決して安全なところにいるのではない!死はすぐそばにある・・・。そして自分にも平安と救いが必要であることを悟った。そして獄の中にあっても平安を失わないパウロとシラスを見て神を求めた!(自分にない平安)

 

  • 神様が救いのために求められることは何か?

救いのために神様が求められることはあなたが主イエスを信じること!それがすべて。救いのために神様が私たちに求めていることはただひとつ!それは主イエスを信じるということ!(主イエスに信頼すること!)

主イエスに対する信仰の結果

「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」

イエス様の十字架のゆえに神様は私たちを罪のない者、完全な者と見てくださる!

  • 罪の赦し

  • 永遠の命

  • 神の子たる身分

  • 神と共に生きる新しい人生

 

祈り:神様、どんな時にもあなたに信頼し、祈り賛美する者とならせてください。家族の救いのために私自身がしっかりイエス様を信じ続ける者とならせてください。アーメン

 

「主イエスを信じなさい

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