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ヒゼキヤ王の祈り Ⅱ列王19:1~19 2015年3月5日
Ⅰ ヒゼキヤの直面した大きな問題
周囲の国々を滅ぼした超大国アッシリヤがユダ王国を大軍で攻めている。アッシリヤの王はヒゼキヤ王の信じている主を侮辱し、主に信頼するのは空しいことだとあざけっている。それに対してヒゼキヤ王は何のなすすべもない現実にあった。
19:10 「ユダの王ヒゼキヤにこう伝えよ。『おまえの信頼するおまえの神にごまかされるな。おまえは、エルサレムはアッシリヤの王の手に渡されないと言っている。
19:11 おまえは、アッシリヤの王たちがすべての国々にしたこと、それらを絶滅させたことを聞いている。それでも、おまえは救い出されるというのか。
19:12 私の先祖たちはゴザン、カラン、レツェフ、および、テラサルにいたエデンの人々を滅ぼしたが、その国々の神々は彼らを救い出したのか。
19:13 ハマテの王、アルパデの王、セファルワイムの町の王、また、ヘナやイワの王は、どこにいるか。』」
Ⅱ ヒゼキヤ王、主の前に手紙を広げ、主に呼ばわる。
ヒゼキヤ王は「私たちの神、主よ。」と主を呼び求め、神の栄光と救いを求めて祈った。
19:14 ヒゼキヤは、使者の手からその手紙を受け取り、それを読み、主の宮に上って行って、それを主の前に広げた。
19:15 ヒゼキヤは主の前で祈って言った。「ケルビムの上に座しておられるイスラエルの神、主よ。ただ、あなただけが、地のすべての王国の神です。あなたが天と地を造られました。
19:16 主よ。御耳を傾けて聞いてください。主よ。御目を開いてご覧ください。生ける神をそしるために言ってよこしたセナケリブのことばを聞いてください。
19:19 私たちの神、主よ。どうか今、私たちを彼の手から救ってください。そうすれば、地のすべての王国は、主よ、あなただけが神であることを知りましょう。」
* ヒゼキヤ王はその問題を主の前に持って行った。私たちも手におえない問題に出会う時、彼のように主の前に問題を持って行き祈ることです。
Ⅰペテロ5:7 あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。
Ⅲ 人知を超えた主の救い
19:32 それゆえ、アッシリヤの王について、主はこう仰せられる。彼はこの町に侵入しない。また、ここに矢を放たず、これに盾をもって迫らず、塁を築いてこれを攻めることもない。
19:33 彼はもと来た道から引き返し、この町には、はいらない。――主の御告げだ――
19:34 わたしはこの町を守って、これを救おう。わたしのために、わたしのしもべダビデのために。」
19:35 その夜、主の使いが出て行って、アッシリヤの陣営で、十八万五千人を打ち殺した。人々が翌朝早く起きて見ると、なんと、彼らはみな、死体となっていた。
19:36 アッシリヤの王セナケリブは立ち去り、帰ってニネベに住んだ。
19:37 彼がその神ニスロクの宮で拝んでいたとき、その子のアデラメレクとサルエツェルは、剣で彼を打ち殺し、アララテの地へのがれた。それで彼の子エサル・ハドンが代わって王となった。
* 主のことばの通りアッシリヤの王はエルサレムを攻め取ることはできず、かえって一人の御使いの力で十八万五千人が一夜にして滅され、帰国したアッシリヤの王は息子によって殺されてしまう。
祈り:天地を造られた主なる神様、私たちはあなたに信頼します。あなたこそは王の王、主の主です。私の直面している問題をあなたに委ねます。あなたの栄光のために解決を与えてください。
アーメン