ピレモンへの手紙 2014年3月6日

 

AD61年頃、ローマの獄中で。コロサイの家の教会の中心的な人物ピレモンのもとから逃亡した奴隷オネシモが獄中のパウロの伝道により回心。当時の法律では逃亡奴隷は死罪。そのようなオネシモのための執り成しの手紙がこの手紙。そこには牧会者パウロの中にイエス様の贖罪の愛を見ることができる。

 

Ⅰ ピレモンの信仰 4~7

  1. ピレモン(愛すべき)は奴隷を所有し、集会のために家を開放する裕福なクリスチャン

  2. 彼はパウロの導きにより信者となった。19節

  3. その信仰と愛によりパウロをはじめ聖徒たちを力づけ多くの喜びと慰めを与えた。

 

パウロはピレモンの信仰と愛に感謝している。私たちもまたピレモンのように他の兄弟姉妹に喜びと慰めを与えるものでありたい。

 

 

Ⅱ オネシモ逃亡にある神の摂理

15 1:15 彼がしばらくの間あなたから離されたのは、たぶん、あなたが彼を永久に取り戻すためであったのでしょう。

 

オネシモ(役に立つ者)がピレモンのお金を盗んで逃亡したということは決して喜ばしいことではない。大きな損失以外の何物でもない。しかし、そこにも人間の計画を超えた神の摂理があった。神様の許しなくしてどのようなことも起こり得ない。そして神様はすべてのことを働かせて益としてくださる。のである。事実、逃亡先のローマで主に導かれたのである。私たちの直面するすべてが神のみ手の中にある。喜ばしく思えないことも、神は益へと変えられる!

 

ローマ8:28「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」

 

Ⅲ パウロのオネシモに対する心とイエス様の心 9~12、18,19

  1. この手紙自体がひとりの逃亡奴隷のために獄中から書かれた直筆の手紙。(他にはガラテヤ)そこにパウロのひとりの魂のための愛の配慮を見ることができる。

  2. パウロは逃亡奴隷オネシモのことを自分の心そのものだとまで言う。そして身を低くして彼のことをピレモンにお願いする。9,12

  3. オネシモの与えた損失をパウロが負担するとまで言う。そこに口先だけの愛でなく行いに表れた愛を見る。それはまさにイエス様の愛!

 

  • イエス様の贖いの愛、信者に対する思い(サウロ、サウロなぜわたしを迫害するのか)をもってパウロはオネシモを愛し、彼のためにとりなした。このように主にある兄弟姉妹に愛を示したいものである。

 

「パウロに見るイエス様の心」