「サムソンの失敗と回復」 士師記16:23~31 2014年11月20日

                 

 怪力で知られるサムソン。しかし、彼には弱点がありその弱点が自分の身を滅ぼしてしまったのです。

 

Ⅰ サムソンの弱さと強さ(私たちの弱さにもつながる)

 

サムソンは父マノア,母の名は知られていません。彼女は長いこと子がなかったが,主の御告げを受けてサムソンを産みます。サムソンは誕生の前からナジル人として神に聖別された者でした。ナジル人は,自らを神にささげ,次の3つの誓いを守りました.(1)ぶどう酒や強い酒を断ち,ぶどうの実を食べたり,ぶどう汁を飲まないこと.(2)汚れたもの,特に死体にふれないこと.(3)髪の毛を切らないこと.

サムソンは怪力でペリシテからイスラエルを救い、20年士師として治めます。彼の神からの力は素手で獅子を打ち殺し、驢馬のあご骨で1000人を倒すほどでした。しかし、彼には致命的な弱さがありました。それは短気、性的な弱さ、悪い交友関係でした。それが彼の命取りとなるのです。

 

Ⅱ 主を恐れる心

 

 主に関することに真剣でなかったサムソン。神に対して無頓着でいるとその身に災難を招くことになる。サムソンの人生はまさにそうでした。彼は主との誓約を破ってしまいます。ペリシテの女デリラとのよくない関係から明かしてはいけない自分の力の秘密を明かしてしまいます。

自分のために欲望のままに生きたサムソン。彼は神の素晴らしい計画にも関わらず、自分の人生を台無しにしてしまったのです。最後は力を失い敵ペリシテに捕えられ両目をえぐり取られた。みせものにされ笑い物にされた。

彼には主を畏れる心が欠けていました。真剣に祈ることをしません。(最後の時まで)問題をひきおこす前に立ち止まって神のみ心を求めることが必要です。

 

Ⅲ サムソンを見捨てなかった主の憐れみ

 

それで終わったら悲劇以外にない。しかし、それで終わらなかった。神様は彼を捨て去られたのではなかった。神様は彼をあきらめてはいなかった。

 

16:28 サムソンは主に呼ばわって言った。「神、主よ。どうぞ、私を御心に留めてください。ああ、神よ。どうぞ、この一時でも、私を強めてください。私の二つの目のために、もう一度ペリシテ人に復讐したいのです。」

神は失敗したサムソンを捨て去らなかった。彼は毎日牢の中で家畜のように臼ひきます。その中で彼ははじめて真剣に悔い改め祈り始めました。サムソンの頭の毛はそり落とされてから、また伸び始めました。髪の毛は神からの力の源ではなく「しるし」でした。サムソンは与えられたチャンスを用います。最後の時の悲劇的な死。しかし、そのことを通して最大の勝利をおさめた。

神様は悔い改めるどんな人にも赦しを与え、回復して下さる。そして神に立ち返る人に、彼を造られた人生の目的を果たされる。それこそが神様の目から見た勝利の人生。

 

祈り:神様、あなたを畏れる心を持つことができますように。そして私に与えられた賜物を主の栄光のために用いることができますように。アーメン

「サムソンの失敗と回復」