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御霊によって歩みなさい ガラテヤ5:13~24 2014年10月16日

 

クリスチャン生活は自分の頑張り努力によるものではなく、内に住まわれるイエス様によってなされるものです。

 

Ⅰ 愛をもって互いに仕えなさい(5:13‐15)

 

キリスト者・教会は「自由を与えられるため」召されました。真の律法の精神は「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」に要約されます。それは愛する自由への召命です。

  割礼を受けるなど,キリストの恵み以外のものに頼り,神の恵みを無にする者(参照2:21)に,パウロは厳しく対決してきました.そしてもう1つの危険,神の恵みによる自由を放縦な生活を送ることで無にする「肉の欲望」(16),「肉の願うこと」(17),「肉の行ない」(19)と戦います。かえって〈愛をもって互いに仕えなさい〉(参照6)と積極的に勧めます。〈肉〉は「御霊」と対比的で(16‐17),神の恵みを無にし自己中心的に生きる生き方のことです。

 

Ⅱ 御霊によって歩みなさい(5:16‐18)

 

〈御霊によって歩〉むとはイエス様の御霊に継続的に「支配されて」「導かれて」「指導され」てということです。聖霊ご自身の助けにより全生活・全生涯をもって神の恵みに応答し続けていくため,御霊によって歩むのです。神様に喜ばれる生活は自分の都合や感情、考えに支配されるのではなく、御霊に支配され、導かれることが大切です。私たちの個人生活、家庭生活、職場においていつでもイエス様を王とすることです。図式化するならイエス様に心の王座について頂く事です。

 

Ⅲ 肉の行い(19~21)と御霊の実(22,23)

 

5:19 肉の行ないは明白であって、次のようなものです。不品行、汚れ、好色、

5:20 偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、

5:21 ねたみ、酩酊、遊興、そういった類のものです。

〈肉〉(19)(自己中心的な生き方―神中心ではなく、イエス様から離れた生き方)の具体的な表れは,19‐21節の悪徳表に加え,〈そういった類のもの〉(21)との付加が示すように多様です。

5:22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、

5:23 柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。

御霊の実は努力によって産み出される物ではなく、イエス様につながっていること(継続)により結ぶもので一朝一夕でできるものではありません。イエス様が私達の内に生き働かれる時、イエス様が表わされます。

 

設問

①あなたにとって愛をもって互いに仕えること以上に大切なことが何かありますか。

②御霊によって歩むとはどんなことですか。

③あなたがもっと結びたい御霊の実は何ですか。

祈り:イエス様、あなたに信頼し、とどまり、御霊の実を結ばせてください。アーメン

 

 

「御霊によって歩みなさい」

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